1. >
  2. >
  3. トヨタやサントリーが実践する経費削減アイデア

トヨタやサントリーが実践する経費削減アイデア

どうしたもんかな

あたりまえにすることで習慣づける

会社経営を行っていく上でコストの削減や経費の削減というのは、非常に大切な部分となります。
そのなかで経費削減といえば、まず第1に人件費を削減するという意見もあるようですが、そればかりではありません。
特に大手となるトヨタやその他にも、サントリーなどといった会社が意識しているコスト削減、さらには経費削減というのはどのような方法になるのでしょうか?

このような会社が行っている削減方法を参考にすることで、会社づくりを行っていく上で非常に大切なポイントが見えてきます。
実際にサントリーやトヨタの削減方法は、多くの会社が真似をするように取り入れていることも知られ、それだけ効率がよく、最終的には生産性のアップにもつながることがわかっています。

パワーポイントを使わない

プレゼンを行う際などにはパワーポイントを使用するという会社がほとんどです。
パワーポイントは非常にわかりやすいプレゼンをすることができるため、特にプレゼンをする方たちにとって心強い存在となります。
しかし、誰もがパワーポイントを使えるわけではありません。

パワーポイントの使えない従業員は、パワーポイントが扱えるまでにも覚えることがたくさんあり、ここでも時間が必要になります。
トヨタやサントリーではパワーポイントを使用することをあえて禁止し、使い方を覚える時間や使い方に慣れながらプレゼンの資料を作っていくといった時間そのものを削減しているのです。

従来通り様々な資料を使ってプレゼンをすることによって、わざわざパワーポイントを美しく仕上げるといった部分で時間を割く必要がありません。
その分をプレゼンの具体的な内容に使うことによって、本当に納得のできるプレゼン内容が仕上がるのです。

特に社内だけのプレゼン資料等に関してはコスト削減に大きな貢献をしており、わかりやすくシンプルな書類作りを心がけることで短時間でも資料を作ることができる。
さらにはシンプルにまとめてあるので要点だけを熟知することができるといった、メリットがあります。

報連相を禁止とする珍しい削減

企業で働いている中で、報連相というのは最も大切だと言われていますが、トヨタやサントリーでは、この報連相を禁止していることでも有名です。
なぜこのように報連相を禁止にしているにしているのかというと、わざわざ報連相の時間を割くということを防ぐためです。

例えば上司が部下と話をする中で、部下が今現在どのような状況にいるのかを自然に把握するといった方法で会社経営を行っています。
報連相を義務付けてしまうと、あえて報告、相談、連絡のために時間を割いていかなくてはなりません。
場合によっては報連相を意識しすぎるあまり、仕事にもデメリットが出てしまうことになります。

これを排除するために、報連相を禁止し、やりやすい仕事を自分のスタイルで続けていくとともに、上司や先輩となる立場は後輩そして部下の状況について様々な話をしながら自然に把握できるようなフレンドリーな環境を作っているのです。
信頼関係というのは必ずしも堅苦しく緊張感のあるものではありません。

例えフレンドリーな関係であっても、充分な信頼関係を結ぶことができるのです。
それを自らの会社のスタイルで教えてくれているのがサントリーやトヨタといった大手企業になるのではないでしょうか。