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飲食店におけるコスト削減方法とは

グラスの山

固定費における削減のヒント

飲食店は扱っている食品や食器そのものが一つだけでもありません。
複数のメニューを扱えば扱うほどに使用する食材や調理器具なども多くなってきます。
しかしながら、調理器具をあまりにも増やしてしまうことやメニューに応じて調理方法そのものを増やしてしまえば、そこでコストがかかります。

もちろんスピーディーにメニューの提供をするため、人件費も必要になってくるでしょう。
飲食店のコスト削減をしていくために重要なのは固定費の削減ですが、固定費というのは、ガス料金などを含め光熱費がまず大事になってきます。

このあたりに関しては一般家庭でも飲食店であっても同じ。
どのようにしてガス代を節約することができるのか、電気代を節約することができるのか、などについても考える必要があります。
可能な限りスピーディーで、なおかつ安全性の高いお料理をするためには、たくさんのガスなどを使わなくても便利な機材が次々に開発されています。

このような調理機材を使用しながら安全性の高い料理メニューを提供することを考えると良いでしょう。
一つ一つのメニューに対し、その都度ガス料金などが必要になると莫大なコストをかけなければ、営業を続けることができなくなります。

宣伝より口コミ

自分たちのお店をより多くの方々に知ってもらうためには宣伝をする必要があります。こうした宣伝費にたくさんの費用をかけてしまえば、これだけでも非常に多くのコストが必要になってきます。
宣伝に力を入れるよりも商品開発や実際の商品のテイストに力を入れることによって、口コミで自然と広がっていくものです。

これを実際に行っているのが、サイゼリアなどの飲食店ではないでしょうか。
特別に広告などを打ち出すこともなくテレビコマーシャルなどを見ることもありません。
それでも低価格で安心できるメニューの提供を行うことによって、口コミで広がり、多くの方々に支持されている飲食店のひとつとなっています。

消耗品を減らす努力

ペーバナプキンをはじめとして、他にも飲食店での消耗品はたくさんあります。
このような消耗品を減らす努力というのも重要になってくるでしょう。
例えば、お箸ひとつに関しても消耗品となる割り箸を使うのではなく、再度利用することができるお箸を使用することでコストの削減になります。

ペーパーナプキンを使用するのではなく、おしぼりを提供することによって廃棄物が無くおしぼりを専用業者に依頼することで、洗濯などをする手間さえありません。
そのような部分でも固定費の削減だけでなく、経費の削減を行うことができるのです。

固定費をはじめとして経費がかかりすぎだと困っている飲食店は、上記した部分を一度見直したうえでコスト削減を図ってみてはいかがでしょうか。
今までとは少し視点を変えてみるだけで、コスト削減につながるポイントを見つけることができるでしょう。